• アルバムリリースまで
    あと

    日!!
  • ツアーファイナル野音まで
    あと

    日!!

  • 【初回盤:CD+DVD】
    AICL-3133,4 ¥3,990[tax in]

    豪華デジタルパッケージ仕様
    DVDには2015~2016年に発表したLyric Video(全曲初商品化)を一挙収録!!

    【通常盤:CD ONLY】
    AICL-3135 ¥2,800[tax in]

    <CD収録曲>
    01.光れ
    02.DRAG & HUG
    03.奇跡を祈ることはもうしない
    04.Pain
    05.Are you ready?
    06.見る前に踊れ
    07.トーキョー・ユートピア
    08.永遠の手前
    09.you
    10.夜明けの月
    <初回盤DVD収録曲>
    2015-2016 Lyric Videos
    01.世界
    02.嘘ツキ
    03.君はまだ知らない
    04.春の雨
    05.COPY
    06.宇宙を泳ぐ舟
    07.肯定する
    08.new moon
    09.LIFE
    10.ワールドワイドウエブは死んでる
    11.恋は魔法さ
    12.奇跡を祈ることはもうしない

《ミニライブ&サイン会》

ミニライブは観覧フリー(無料)!!皆さん、お待ちしてます!!

2016.8.18(木)20:00~ヴィレッジヴァンガード下北沢店

詳細はこちら>>>http://harukatomiyuki.net/news_detail/72781

2016.8.20(土)16:00~タワーレコード梅田NU茶屋町店
2016.8.21(日)18:00~タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
2016.8.27(土)14:00~タワーレコード名古屋パルコ店 店内イベントスペース
2016.8.28(日)14:00~HMV&BOOKS HAKATA

詳細はこちら>>>http://harukatomiyuki.net/news_detail/72518

  • 「ハルカトミユキの2ndアルバムが完成した」との報を受けて、CDを送ってもらった。
    この時代、新しい音源はデータで聴かせてもらうことがほとんどなのだが、特にアルバムに関しては、自分にはCDで聴くことにこだわりがある。曲と曲のあいだの息づかいのようなものがデータではどうしてもスポイルされてしまうし、オーディオの再生ボタンを押して最初の一音が鳴るまでの一瞬の緊張感に、何か大切なものが詰まっていると思っているからだ。

     再生ボタンを押して、1曲目“光れ”の光の中に吸い込まれるようなイントロが流れてきて、最終曲“夜明けの月”の静かなピアノのアウトロが鳴り止むまでの約40分、ほとんど身動きが取れなかった。
    あっという間に、なにかすごく冷たいものと温かいものが、なにかすごく激しいものと優しいものが、全身を通り過ぎていった。インディーズ時代からずっとハルカトミユキの音楽を愛聴してきたが、こんな感覚に襲われたのは初めてだった。

     耳に残るグッド・メロディと心に残るキラー・フレーズ。これまでのハルカトミユキは、そんなポップ・ミュージックにおける最も重要にして最も少ない構成要素における秀逸さによって、同時代のバンドやミュージシャンの作品の中で良くも悪くも「浮いて」いた。もちろん、「沈んで」いるよりは「浮いて」いるほうがいいわけだが、それだけに、どこか不安定に見えることもあったし、実際に彼女たちと話をしていても、自分たちの表現に自信を持ちきれていないように思えることもあった。

     しかし、本作『LOVELESS/ARTLESS』はまったく違う。
    本作で彼女たちは、昨年から今年にかけて毎月発表し続けてきた「新曲」の数々をすべて置き去りにして、新たに10曲の「新曲」を一気に作り上げ、レコーディングしている。完全なるモード・チェンジと覚醒が、その短い期間に起こったのだ。
    目の前にあるその事実が、そして何よりも音楽そのものが、それを示している。

     今年初頭までの様々な音楽的チャレンジと試行錯誤を経て、見事に統一感のあるサウンドの質感で鳴らされた本作『LOVELESS/ARTLESS』において、もはや「耳に残るグッド・メロディ」も「心に残るキラー・フレーズ」も、ハルカトミユキの音楽のチャームポイントを語る上でただの一断面に過ぎないものとなった。
    ここで鳴っているのは、もっと渾然一体となった、ハルカトミユキの音楽としか言いようがない音のカタマリだ。

     そこには、これまで主に編曲においてその才気を放っていたミユキが、全10曲中5曲の作曲を手がけていることも大きく寄与しているに違いない。また、今年になってからハルカが「役者」として舞台に立つようになったことも、彼女が「ミュージシャン」としての広い視野を獲得する上で大きく役立っているのかもしれない。なにしろハルカは以前、「私は詩を書き、曲を書くけれど、ミュージシャンとしての自覚はあまりない」とまで言っていたのだ。

     ハルカトミユキの2年9ヶ月ぶりのフルアルバム『LOVELESS/ARTLESS』には、これまでとはまったく異なる「ハルカ」と「ミユキ」がいる。もしかしたら、ハルカトミユキは本作において、初めて本当の意味で「ミュージシャン」となり、2人だけの「バンド」となったのかもしれない。

     具体的に近づきつつある「CDの時代」の終わりは、「アルバムの時代」の終わりになるかもしれない。しかし、以前からよく知るミュージシャンからこんな驚きがもたらされると、アルバムというアートフォームだけは永遠のものなのではないかとも思えてくる。
    そして自分は、よく知っていたはずなのにまったく新しい彼女たちと出会うために、まるで何かの中毒になったように再生ボタンを押し続ける。

  • LOVELESSと、ARTLESS。
    2人から出てきた単語それぞれに、LESSという言葉がついていた。
    ARTLESSは、このアルバムを作り始めたときからずーっと私が心に抱いていた言葉。
    飾らない、偽りのない、今の2人のアルバムを作りたい。そう思った。あるべき音、あるべき言葉があり、必要以上のものは入れない。
    LOVELESSは、レコーディング中、スタジオでタイトルを考えている時に、ミユキがふと呟いた言葉。
    「かわいげがない、愛されない」というのは、どこか私の歌、そして私たちの存在そのものを表している気がした。

    1stフルアルバムから2年9ヶ月という時間を経て、その間に変わったことと変わらなかったこと、苦しかったこともずるさも弱さも全部ひっくるめて、今の歌にした。

    歌を歌い始めたときからずっと、希望の歌を歌いたいと言い続けてきたけれど、今回の作品で私が思う「希望」が、今まで以上に明確に見えた。
    自分の意志で、自分の言葉で未来を作っていきたい。簡単な慰めや励ましじゃなく、もっと複雑で深い場所にある、儚い光。そこへ手を伸ばし続けることが、ハルカトミユキの存在であり私自身が歌っていく意味だと改めて思った。

    LESSに象徴される、何かが欠けてる私たち自身。でも本当は誰もがみんな何か欠けてて、歌はそういう誰かのためにあってほしいと思ってる。
    欠けてる私たちから、欠けてる誰かへの歌。
    だから私たちは歌を作り、それを色んな場所で歌い続けているのだと思う。

  • 昨年は、嵐のような一年だった。
    一昨年、創作活動がストップしてしまったこともあって、
    「とにかく変わらなければ、動き出さなければ、ここで終わってたまるか」という焦燥感だけで、走り続けた。
    私は、自分自身と向き合ったことで、80年代の音楽に魅了され、たくさんの要素を作品に取り入れた。
    ライブも、よりフィジカルに、がむしゃらに挑んで行った。
    当時は、自分の軸をようやく見つけられたことが嬉しくて楽しくて仕方がなかった。
    でも、時の経過とともに違和感を感じ始め、何かが空回りしてる気がしてた。

    今回は、制作に入る前にじっくりと考える時間があった。
    曲を作りながら、空回りしていく原因を探し続けた。
    そうすると、アレンジやライブでの一体感という、装飾的な部分を先走って
    まだハルカトミユキを知らない多くの人に共感してもらうための曲を作る
    という部分が欠落していた自分に気づいた。

    これからのハルカトミユキのために、私ができること。
    ハルカの声の魅力を最大限に引き出す強いメロディを、そして楽曲を作る。
    まだ見ぬ多くの人への自己紹介になるような、わかりやすく、入りやすい楽曲を。

    正直、今まで、ハルカがこういう曲を作るなら、私はどうしよう?
    そんなことばかり考えていたから、私の作るのは異質な曲ばかりだった。
    この作品のおかげで、私の歪んでしまっていた心境は、不器用ながらも真っすぐ前へ向かった。
    そして、核を取り戻した今度こそ、真のライブの一体感を作り上げたい。

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